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血糖値が気になり始めたら、アボカドとマンゴー食を!

[2026.04.29]

こんにちは、はたけやま内科クリニック院長 畠山佳之です。

 

健康診断の結果を見て「血糖値が少し高いですね」「糖尿病予備軍です」と言われたとき、皆さんはどんなお気持ちになりますか?

「大好きな甘いものをやめなきゃ」「これからは質素な食事に耐えるしかない・・・」と、暗い気持ちになってしまう方も少なくありません。

 

しかし最近の栄養学では、単に「食べない」ことよりも「質の高い栄養をどう補うか」が血管の健康を左右することが分かってきています。

2024年に発表された最新の医学研究(米国心臓協会:AHA)から、私たちが明日から実践できる食事の工夫をご紹介します。

 

血管が「しなやか」に!アボカドとマンゴーの力

この研究では、血糖値が高めの男女を対象に、アボカド1個、マンゴー1カップを8週間食べ続けてもらいました。

 

その結果、驚くべきことに、これらを毎日食べたグループは血管の広がりやすさを表す「血管内皮機能」が約1%改善したことが分かりました。

「たった1%?」と思われるかもしれませんが、血管のしなやかさが向上することは、将来の心筋梗塞や心不全のリスクを減らすために極めて重要な意味を持ちます。

 

一方で、果物の代わりに低脂肪・低繊維の食品を食べていたグループでは、むしろ血管内皮機能が低下してしまいました。

単にカロリーを制限するだけでなく、「何を食べるか」がいかに重要かが浮き彫りになりました。

 

なぜこの組み合わせが効くのか?

アボカドとマンゴーには、血糖値や血圧が気になる方にとって宝箱のような栄養素が詰まっています。

  1. 善玉の油(オレイン酸):アボカドに豊富な一価不飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールを減らし血液をサラサラに保つのを助けます。

  2. 食物繊維のダブル効果:どちらも食物繊維が豊富です。糖の吸収をゆっくりにすることで、食後の血糖スパイク(急上昇)を防いでくれます。

  3. 血管を守るビタミン:マンゴーに豊富なビタミンCは、血管の老化(酸化)を防ぐ強力なサポーターです。

 

さらに、今回の研究では男性において血圧(下の血圧)が下がる傾向も見られました。

働き盛りの世代にとって、これほど手軽で美味しい対策は他にないかもしれません。

 

「我慢」ではなく「置き換え」から始めましょう

もちろん、「体に良いから」と言って、今の食事にそのままプラスして食べ過ぎてしまってはカロリーオーバーになってしまいます。

大切なのは、「今まで食べていたお菓子やパンを、アボカドやマンゴーに置き換えてみる」という発想です。

 

例えば、朝のトーストにバターを塗る代わりにアボカドを添える。

午後の間食のチョコレートを、冷凍マンゴーに変えてみる。

そんな「小さな選択」が、数年後のあなたの血管を強く若々しく保ってくれます。

 

最後に

西東京市にある糖尿病・循環器内科の専門である当院では、糖尿病治療において検査数値の改善だけを目的とはしていません。

その先にある「美味しく食べて、元気に毎日を過ごす」という皆さんの生活を守るお手伝いをしたいと考えています。

駐車場14台完備しておりますので、東久留米市や遠方の方もどうぞ気軽にご相談ください。

 

この記事を書いている人

はたけやま内科クリニック 

院長 畠山 佳之


資格

糖尿病専門医

循環器内科専門医

内科認定医

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