自宅での正しい血圧の測り方|最近よく聞かれます♪
最近よく患者様に聞かれますので、「自宅での正しい血圧測定」について簡単に説明したいと思います。
皆さまが明日からすぐに実践できるよう、専門用語を使わずに優しくお伝えいたします。
自宅での血圧測定「5つの鉄則」
実は、測り方ひとつで血圧は大きく変動します。できるだけ正しい数値を測定するためのポイントは以下の通りです。
測定のタイミング
朝と夜、1日2回が推奨されます。
朝: 起床後1時間以内、トイレを済ませた後、朝食の前に。
晩: 寝る直前に。
いずれも「座って1〜2分安静にした後」に測るのがルールです。
注意点としては、血圧測定はストレスなく続けられることが重要です。そのため、1日2回測定するのが面倒、忙しくてできない方は朝だけでも良いです。
また、寝る前に測定したところ血圧が高くて心配になり、眠れなくなった。という人もいます。ですので、心配性の方は寝る前は測定しないことをお勧めします。
正しい姿勢
イスに深く腰掛け、背もたれに背を預けます。
足は組まず、床にピタッとつけます。
腕帯(カフ)を巻いた腕を机に置き、カフの高さができるだけ「心臓の高さ」になるように調整します。

測定の回数
原則として2回測定し、2回の平均値を記録するのが理想です。
しかし面倒ですので、1回だけ測定するだけでもかまいません。(継続が一番大事です!)
血圧計の選び方
高血圧学会が推奨しているのは「上腕式(二の腕に巻くタイプ)」です。
手首式は手軽ですが、心臓との高さがズレやすく誤差が出やすいため、診断や治療の判断には上腕式がベストです。
上腕式と前腕式のどちらが血圧が高く出る、低く出るとは一概には言えません。測定時の姿勢によって変わるようです。

禁止事項
測定前の喫煙、飲酒、カフェイン摂取は直接血圧に影響を与えますので、避けた方が良いです。
測定中は「お喋り」も厳禁です。静かな環境でリラックスして測りましょう。
患者様へ
「1回だけ高い数値が出ても、驚いたり、過度に心配したりしないでくださいね。大切なのは「ご自身の血圧の推移」を知ることです。
血圧手帳につけて、診察の際に見せてください。一緒に数値を眺めながら、あなたにぴったりの生活習慣、治療方針を考えていきましょう。
