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最近流行りのマンジャロのリバウンドについて

[2026.01.19]

最近、少し流行りのGLP1/GIP受容体作動薬:マンジャロのリバウンドについて、簡単にお話ししようと思います。

当院は糖尿病患者さんに積極的にマンジャロを使っていますし、医師が必要と判断した方限定で、マンジャロを一部自費でも処方しています。

ダイエット注射製剤はマンジャロ以外にもオゼンピックがあり、こちらも同様と思って下さい。(マンジャロ以外の注射製剤についてはこちら

マンジャロはどんな効果?

マンジャロは週1回の注射製剤です。投与方法は非常に簡単で、針を自分でつける必要もなく、キャップを開けてお腹に刺すだけです。

誰でも簡単にできますし、痛みも「ちくっ」とするくらいで激痛もありません。ほとんどの方が慣れてしまえば、ストレスなく継続できています。

Mounjaro - Weight Loss injection - Millrise Medical Practice

ダイエット効果の機序を説明します。本当に簡単にです。

①胃腸の動きを抑えて食べ物の吸収を遅らせる。その結果、 「あれもう食べられない!」(=食欲が減る)となります。

②脳に直接働きかけて、食欲を低下させる。「何となく、食べたい感じが減った気がする。」などです。

だいたい1、2年で5%〜20%ほど体重が減ります。投与量が多いほど、減量効果も大きくなります。費用も上がりますが・・・

➡︎表の下3つの曲線がマンジャロを使用した方の体重変化です。7.8kg〜12.4kgまで体重が減っています。

やめるとリバウンドするの?

マンジャロは、やめるとほぼ必ず体重が増えます。(=リバウンドします。)

そもそも薬ですから「中止する=効果が切れる」ため、食欲は増えますし、体重も増えます。

血圧の薬をやめたら血圧は上がりますし、傷があって痛み止めをやめたら傷が痛くなるのと一緒です。

➡︎表の上の曲線です。マンジャロを中止したところ体重が増えています。

まとめ

マンジャロは体重減少効果が非常に強いですが、やめると同時にリバウンドする可能性が非常に高いです。

しかし、そもそもマンジャロは糖尿病治療薬の一つとしては非常に素晴らしい薬剤です。

体重減少効果だけでなく、心臓・腎臓・肝臓など様々な糖尿病に関わる合併症のリスクを減らします。

そして、食後の血糖をしっかり下げることができ、HbA1cの著明な低下など血糖コントロールに非常に優れています。

加えて、マンジャロの良い点は、もちろんリバウンドするかもしれませんが、「痩せられた。」という事実を得られることです。

本来は間違った考えですが、「糖尿病」「肥満」などに対してネガティブな考えを持っている糖尿病の患者さんが多く、「痩せられた。」という事実により、治療に前向きになり、考え方がポジティブになってくれることがあります。

マンジャロは素晴らしい薬です。ただし「いつ・どのタイミングでやめるか」など、将来を見据えた上で使うのがいいと思います。

ぜひ一度専門の先生に相談してみて下さい。

当院でも糖尿病専門医が在籍しています。当院の糖尿病診療についてはこちらもご覧ください。

 

この記事を書いている人

はたけやま内科クリニック

内科・糖尿病・循環器内科

院長 畠山佳之


【資格】

糖尿病専門医

循環器内科専門医

内科認定医

参考サイト

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