マンジャロは危険なの?【糖尿病専門医が解説】
最近、またマンジャロが注目されています。
マンジャロは安全なの?といった質問を患者さんからよくご質問されますので、簡単に解説いたします。
疑問などは、当院へご相談ください。
マンジャロの安全性は?
マンジャロの安全性について、まずは世界的な研究データや承認の背景から客観的な事実を確認していきましょう。
マンジャロは、厳しい臨床試験を経て、厚生労働省から正式に承認されているお薬です。
糖尿病の治療薬として開発され、5年以上前には臨床試験を行い、高い治療効果と安全性が認められています。
現在までに国内外問わず世界で多くの使用実績がありますますので、マンジャロの安全性は確保されていると言えます。
特に糖尿病治療薬として怖いのは低血糖のリスクですが、その低血糖のリスクが低い点も、マンジャロの大きなメリットです。
※極端な低血糖では、脳に後遺症が残ってしまいます。
安全なら、なぜ注意が必要なの?
マンジャロは安全性の高い薬ですが、もちろん副作用があります。そして決して少なくありません。
胃腸症状
マンジャロの使用初期に最も多く見られる副作用は、吐き気や下痢などの胃腸症状です。
マンジャロの効果として胃の動きを抑える作用があります。食事の吸収をゆっくりさせることで、食後の血糖上昇を抑えます。
この効果が逆に、「胃に食べ物がすぐ溜まる」「食事が戻ってくる感じがある」などの症状をもたらします。
多くの場合は数日から数週間でおさまり、体が薬に慣れるとともに症状は軽くなっていきますが、胃腸症状が強く、マンジャロを続けられない人も少なくありません。
急性膵炎・胆嚢炎/胆管炎
「膵炎」や「胆嚢炎・胆管炎」などの消化に関わる臓器に対する、重篤な副作用があります。
正確な機序はわかっていませんが、マンジャロの消化管の臓器への作用が原因と考えられています。
非常に稀ですので、過度に心配する必要はありませんが、発症してしまった場合は速やかに中止する必要があります。
信頼における医師から処方を
マンジャロは薬ですので、リスクを完全にゼロにすることはできません。
信頼できる医師から処方してもらい、正しい知識を持つことが大切です。
事前の丁寧なカウンセリングをしっかり行ってくれたり、マンジャロを開始後も何かあった時に迅速に対応できるかどうかがとても大切です。
- 事前の血液検査を行う
- メリットだけでなくリスクも説明してくれる
- 質問に対して分かりやすく答えてくれる
など、当たり前ですがとても大切です。
最後に
マンジャロの安全性について、正しく理解するための重要ポイントを振り返りましょう。
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厚生労働省に承認された薬であり、医師の正しい指示のもとで使用すれば高い安全性が期待できる
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初期の胃腸症状やまれな重篤リスクを知り、異常があれば自己判断せずにすぐ医療機関を受診する
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信頼できる医師に処方してもらい、個人輸入などの危険なルートからは絶対に購入しない
マンジャロの安全性は、医師による適切な管理と、使う側のルールを守る姿勢によって成り立っています。
副作用などのリスクに目を向けることは大切ですが、正しい知識を持って向き合えば過度に恐れる必要はありません。
特に、今現在マンジャロで治療を受けている糖尿病の方は、治療を中断せずに続けるようにしてください。
当院は西東京市・東久留米市を中心に地域に根ざす、糖尿病・循環器内科の専門クリニックです。
血糖が高め、健診で異常を指摘された、東農病の治療受けたいなど、ぜひ当院へご相談ください。
