インフルエンザの予防投与
インフルエンザの予防投与について(特に学生の方へ)
インフルエンザは、発症してしまうと発熱や倦怠感などが続き、学校や部活動を休まざるを得なくなります。特に学生の方は、試験や受験、部活動や大会などの大切な行事を控えていることも多く、感染予防がとても重要です。
以下のような場合に インフルエンザの予防内服(予防投与) が推奨されます。
-
受験生の方(中学生・高校生)
受験本番で発症すると受験できない場合があり、毎年多くの受験生が予防投与を利用しています。同居のご家族がインフルエンザになった場合は、特に予防内服が有効です。
-
寮生活・部活動での集団生活
寮や合宿など、密集環境ではインフルエンザが広がりやすく、チーム内・寮内で発症者が出た場合には予防投与が感染拡大防止に役立ちます。
-
家族に高齢者、乳幼児、基礎疾患のある方がいる場合
学生の方から家庭内に感染が広がるケースは少なくなく、家族に重症化リスクの高い方がいる場合、学生さん自身の予防が家族の健康を守ることにつながります。
-
本人に喘息などの基礎疾患がある場合
若い方でも、喘息、糖尿病、心疾患、免疫が抑制される疾患などがある場合は、インフルエンザで重症化する可能性が高く、予防投与をおすすめしています。
予防投与に使用する薬について
症状や生活状況に応じて以下の薬剤から適切なものを選びます。
飲んでいる期間のみ予防効果があり、有効性は65〜90%と言われています。
|
オセルタミビル(タミフル) |
1日1回の内服 を10日間 |
|
ラニナミビル(イナビル) |
1日1キットの吸入を2日間 |
|
バロキサビル(ゾフルーザ) |
1回内服のみ |
学生さんにとっての予防投与のメリット
受験・試験・大会を安心して迎えられる、家庭内での感染拡大を防げる、寮や部活動での流行を早期に抑えられる、基礎疾患がある学生でも安心して過ごせるなどメリットがあります。
もちろん薬剤それぞれに副作用があり、タミフル(悪心、腹痛、下痢、眠気、頭痛)、イナビル(咽頭不快感、咳)、ゾフルーザ(下痢、肝機能上昇)などに注意が必要です。
ご家族にインフルエンザの発症者が出た場合や、受験、大切なイベントを控えている学生の方は予防投与を検討していいかもしれません。
当院でもインフルエンザの予防投与を行っております。
診察料4,400円に、診察料と処方箋料が含まれます。
当院でお渡しした処方箋を薬局にお持ちいただき、お薬をもらいます。(ご年齢により処方内容は変動します。)
- タミフル 75mg 1日1回 7-10日 内服
-
イナビル 20mg 2キット 1回
おおよそ薬価は3,000円~6,000円となりますので、診察料込みで合計1,0000円程度になります。
お子様の受験などで、感染がご心配の方はぜひご利用ください。
