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発熱外来

発熱や風邪の症状がある方へ

当院では、発熱や風邪の症状がある方でも、通常の外来診療を実施しています。

インフルエンザや新型コロナの疑いのある方も受診可能です。

以下のような症状があった方は発熱外来として対応させていただきますので、来院時受付スタッフにお声がけください。

※12歳以上(中学生以上)が対象となります。

 

  • 1週間以内に発熱があった方

  • 咳や痰、のどの痛みなどの症状がある方

  • 腹痛・嘔気・嘔吐・下痢など胃腸炎症状がある方

  • 周囲に感染症陽性者がいて、何らかの症状がある方

 

入り口は共通ですが、発熱外来と通常外来の診察室で分けて感染予防に十分配慮しています。

普段から通院されている患者様にも、安心してご来院いただけるよう努めております。

院内のスペースには限りがございますので、事前にweb/LINE予約をしていただきますようご協力をお願いいたします。

※発熱外来のweb/LINE予約は、前日0時から開始となっております。

受診される方は、下記「かぜ・発熱の方へ」をお読みいただくようご協力をお願いいたします。

 

かぜ症候群(感冒)

かぜ症候群と言われ、感染(80%以上がウイルス)によって起こる上気道を中心とした急性炎症で、短時間に自然軽快するものの総称です。

症状は様々で、鼻汁、鼻閉、くしゃみ、咳、痰などです。ときに発熱、全身倦怠感、頭痛、関節痛、腹痛や下痢なども伴います。

治療は対症療法(症状が和らぐようにする)が中心で、通常は抗菌薬は不要です。手洗いやしっかりと栄養と休息を取ることも重要です。

 

インフルエンザ

インフルエンザウイルスによる感染症が、主に上気道の粘膜から感染します。A型〜C型までありA型が流行します。

潜伏期間は3日程度で、症状は発熱、筋肉痛、関節痛、頭痛、倦怠感の全身症状と、鼻閉、鼻汁、咽頭痛、咳、痰の呼吸器症状です。

診断は迅速診断キットを用いて10〜20分で結果が分かります。

発症早期(およそ48時間以内)に抗ウイルス薬を投与することで、病気が早く治ることが期待できます。通常は1週間程度で治癒しますが、高齢者や呼吸器の病気、心臓の病気、糖尿病などをも持つ方では、肺炎を合併し重症化することがあります。

 

COVID-19、新型コロナウイルス感染症

SARS-CoV-2による感染症です。

潜伏期間は平均5日、症状は一般的なかぜ症状に加えて、味覚障害、嗅覚障害、長引く倦怠感などが特徴です。

予防はワクチンの接種が重要で、治療は抗ウイルス薬ですが、重症化するリスクの低い方には効果が乏しく、対症療法が基本となります。

 

感染性腸炎

腸管の菌感染により、下痢、腹痛、嘔吐、発熱などを起こす病気です。

細菌(サルモネラ、カンピロバクターなど)、ウイルス(ノロウイルス、ロタウイルスなど)、寄生虫(赤痢アメーバなど)などが原因となります。

診断は便の検査が必要ですが、診断が非常に難しいことが多いです。通常は2〜7日程度で自然治癒することが多く、治療は対症療法が基本となりますが、必要な場合は抗菌薬を投与します。

下痢止めは菌を腸管内にとどめる可能性があるため、下痢を止めるべきかは賛否両論あります。

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