インドに行く時のワクチン摂取
海外渡航前に検討すべきワクチン接種について
海外、とくに発展途上国を訪れる際には、出発前に必要なワクチンの接種を確認することがとても重要です。以下に代表的なワクチンとその特徴をまとめました。
■ A型肝炎ワクチン
インドを含む多くの国で感染リスクが高く、渡航者には強く推奨されます。
■ 腸チフスワクチン
海外では重要な予防接種ですが、日本国内では未承認のため、海外渡航外来などでの対応が必要です。
■ 破傷風・ジフテリアワクチン
いずれも日本では定期予防接種に含まれています(3種混合ワクチン=DPTとして接種)。最後の接種から10年以上経過している場合、追加接種を検討します。
■ 日本脳炎ワクチン
こちらも定期予防接種に含まれていますが、接種歴を確認し、不足していれば追加接種が必要です。
■ 狂犬病ワクチン
**動物との接触が懸念される地域では、接種が強く推奨されます。**とくに医療体制の整っていない地域では、事前接種が重要です。
■ B型肝炎ワクチン
日本でも定期接種として実施されているワクチンです。接種歴を確認し、必要に応じて追加接種を行いましょう。
最も大切なこと
まずは、ご自身の国内でのワクチン接種歴を確認することが重要です。必要に応じて追加接種やブースター接種が必要になる場合があります。
また、最新の推奨情報は、アメリカCDC(疾病対策センター)や日本の厚生労働省のサイトなどを参考にするのが安心です。当院でも、ワクチンの相談・接種を行っております。お気軽にお問い合わせください。
参考web
・https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/useful_vaccination.html?utm_source=chatgpt.com
・https://wwwnc.cdc.gov/travel/page/travel-vaccines?utm_source=chatgpt.com